カプリス・デ・デュー
2016年に生誕60周年を迎えたカプリス・デ・デューは、そのモダンなパッケージデザインと、愛嬌のある商品名、そして新鮮なミルクのコクを存分に堪能できるクリーミーな味わいで、世界中に多くのファンを持つ、白カビチーズのブランドです。
原料の98%を占める牛乳に、クリームと塩ひとつまみを加えて乳酸発酵させた、シンプルでナチュラルなレシピこそがカプリス・デ・デューです。
カプリス・デ・デューの起源
1956年にシャンパーニュ地方で生まれたカプリス・デ・デューは、創業者であるボングラン氏の5年におよぶ試行錯誤の末、完成しました。そのレシピは未だに、ごく一部の関係者以外には公開されていません。
楕円形であること、パッケージデザインがブルーを基調としモダンであること、地名ではない商品名が付けられたことなど、当時の他の白カビチーズとは全く違っていたことで注目を集めました。現在ではフランスで最も有名な白カビチーズブランドとなっています。
カプリス・デ・デュー ブランドの由来
“カプリス・デ・デュー”とは、フランス語で“神様の気まぐれ”という意味。その商品名とエンジェルのデザインをフランスで知らない人はほとんどいません。チーズが農家で作られる農産物であった時代に、もっとたくさんの人に食べてもらえる美味しいチーズを作りたいという想いから作られました。
「創業者のボングラン氏が、僧侶になるという志をチーズ作りに向けた」というエピソードが、ネーミングやパッケージに反映されたとも言われています。
フランスのクリーミーな
白カビチーズの草分け的存在
伝統のチーズを知り尽くしたボングラン社(現:サヴァンシア フロマージュ&デイリー社)が量産用に作り上げたカプリス・デ・デューは、フランスのクリーミーな白カビチーズの草分け的存在として、新しいチーズの時代を切り開いてきました。日本でも50年前から輸入されています。
フランスには「1村1チーズ」という言葉があり、数百年の歴史を持つチーズも珍しくありません。そのようなチーズは当然「商品名」という概念などなく、作られた場所や村の名前で呼ばれていました。そんな中、カプリス・デ・デューは他には無いカタチ、天使が描かれたパッケージのデザイン、“神様のきまぐれ”というネーミングにより、多くの人に愛される存在となったのです。
また、ボングラン氏はテレビがまだ一部の家庭にしか無かったころから、テレビCMの必要性を感じ、積極的に広告を行うなど、マーケティングに基づいた戦略でカプリス・デ・デューを広めていきました。もちろんチーズ自体も、伝統の製法を熟知した技術者によるレシピを使用し、食べる人を選ばないおいしさを実現しています。
工場から60キロ以内の酪農家から買い付けた新鮮なミルクで作られたカプリス・デ・デューは、口に運べば、うっとりするような瞬間を提供するマイルドでクリーミーなチーズです。白くて美しい外皮の中には、口当たりの良いクリーミーな食感と繊細な風味があふれています。
商品一覧
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CAPRICE des DIEUX
ミニ・カプリス 50g -
CAPRICE des DIEUX
アンカ・デ・カプリス 150g -
CAPRICE des DIEUX
カプリス・デ・デュー 285g -
CAPRICE des DIEUX
カプリス・デ・デュー 200g -
CAPRICE des DIEUX
カプリス・デ・デュー 125g